最初の2週間だけ...2週間だけきっちりやろう

ダイエットや食事制限を始めたばかりの頃は体に様々な変化が起こります。

例えば私がダイエット開始から2週間くらいの間はこんなことが起こっていました。

• 疲労感を感じる
• 空腹感やだるさめまいイライラ

それまで全く筋トレや食事制限をしていなかったので、体がびっくりしてしまうそうです。なので特に異常があるというわけではありません。

あまりにイライラするのでネットで検索しました。食事制限　イライラする　とかで。でも、検索しながらそりゃあイライラするだろうとも思いましたが、やっぱりみんなそんな感じみたいですね。

実はこれらは、悪いことではなくて、東洋医学で『好転反応』と呼ばれるものだそうです。

好転反応とは、身体が変化に順応していくために一時的に起こる身体反応のことです。例えば筋肉痛や疲労感は身体が栄養を欲している証拠で、食事制限初期の空腹感やだるさは身体が『燃焼型』へ変化していく為の準備をはじめたと知らせてくれているんだそうです。

燃焼型へ体が変化するときにはこんな変化が起こります。

• 身体を回復させるために、カロリーがいつもよりもたくさん消費される！
• 身体を動かすためにつかうエネルギーが、糖エネルギーから、アミノ酸や脂肪に変わる！

燃焼型の身体へ切り替わるには通常2～3週間かかります。
この『好転反応期』を乗り越えると、体が燃焼型にきりかわります。なので、最初の２週間くらいはなかなか体重に変化がなくても我慢することが大切です。体重が変わらないと投げ出してしまいたくなるかもしれませんが、とりあえず２週間だけねばってみましょう。

すると、体脂肪を燃やすサイクルが整い、血糖値は安定して、空腹感を感じにくくなります。そうすればもう、こっちのもんですね(ﾟ∀ﾟ)

食事制限から起こる好転反応にはイライラや空腹感、めまいなどがありますが、筋トレから来る好転反応には筋肉痛があります。

筋肉痛とは、筋肉に負荷がかかって、筋繊維が壊れることによって起こる現象です。ところが、同じトレーニングを続けているとだんだんと筋肉痛にならなくなっていきます。

これはトレーニングをすることで筋肉が強くなっていくからです。『超回復』と言って、筋肉に負荷を加えることで筋繊維がふたたび破壊されないように、少しずつ元より強く修復していくはたらきです。

つまり筋肉痛の後は元の筋肉より少し大きくなります！

筋肉が増えているので、基礎代謝もあがります。より多くのカロリーが必要とし、体脂肪を燃焼しやすい身体に変化しています！

そこで満足せずにさらに筋力を増やし、さらに基礎代謝を上げていきましょう。貪欲に！欲張りましょう！─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

筋肉痛の痛みが和らいできたら、使っているマシーンの重さや回数を増やしこれまでよりも筋肉への負荷をかけるようにしましょう。負荷がない状態で回数ばかりを増やしても負荷がなければ筋力アップ（代謝UP）はできません。